Q & A
メタロ・バランス(MB)検査についてよくあるご質問を掲載しております。
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- キャンセル料はかかりますか?
事前のご連絡なくお客様のご都合により、検査をお受けにならなかった場合は、検査当日を含め、検査当日以降14日以内に下記までご連絡くださいますようお願いいたします。ご連絡が無い場合は、無断キャンセルとして、検査料の30%をご請求させていただきますのでご了承願います。
※やむを得ない事情等がある場合は、下記までお問い合わせ下さい。
【連絡先】株式会社レナテック カスタマーセンター
平日:月~金 9:00~17:00
フリーダイヤル:
0120-785-602
フリーダイヤルがご利用できない場合:
0463-74-6129
お問合せフォームよりご連絡
※クリニック、病院等検査会場への直接(検査日当日含め)のご連絡は、対応出来かねますのでご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
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- MCI(軽度認知障害)とはなんですか?
- MCI(軽度認知障害)とは健常な状態と認知症の中間の状態です。
認知機能の低下があるものの、支障なく日常生活が送れますが、MCI(軽度認知障害)で放っておくと1年で10%程度が認知症に移行し、5年だと50%程度が認知症になるといわれています。
しかし、MCI(軽度認知障害)で適切な対応をすることにより、76%が回復したという研究もあります。認知症になると進行を遅らせることはできても完全に止めることはできません。
MCI(軽度認知障害)の早期発見早期治療が認知症予防には大切です。
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- メタロ・バランス(MB)検査とは何ですか?
- メタロ・バランス(MB)検査とは、血液中の亜鉛など17種の微量元素濃度を測定し、「特定の疾患」がある人と健康な人の微量元素濃度のバランスの違いを統計学的手法で解析することで、その「特定の疾患」を発症しているリスク(可能性)をスクリーニング(ふるい分け)評価し、自覚症状が出る前・より早い段階での疾患の発見を目的とするまったく新しい検査です。
この検査は、採血時点でのリスクを評価するものであり、「特定の疾患」について確定診断するものではありません。また、1年後等の将来の発症を予測するものではありません。
*「特定の疾患」とは検査項目の疾患(がんやMCI等)を指します。
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- メタロ・バランス検査はどのような人が対象となる検査ですか?対象外となるの要件はあるのでしょうか?
- メタロ・バランス検査は、がんリスク検査20歳~80歳・認知リスク検査50歳~80歳の日本人を対象として開発されています。
これらの対象年齢外でもメタロ・バランス検査を受けていただくことは可能ですが、データがないことから判定結果はあくまでも参考値としてお考えください。日本人以外の方についても同様です。
また以下の方は、判定が困難であるため検査申込はお控え下さい。
1.妊娠中または出産後6か月未満の方
2.がん治療中の方、がん治療終了後1年未満の方
3.透析を受けている方
4.骨折・血液疾患・免疫不全症の方(中性脂肪等による脂質異常は含まない)
5.体調不良の方(睡眠不足・徹夜明け・激しい運動後・ストレス等や・風邪・喘息・帯状疱疹・アレルギー性発疹・鼻炎などの症状がある場合)
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- 検査前の食事制限等はあるのでしょうか?
- あります。
前日の21時以降、当日の朝を含め採血が終わるまで、絶食でお願いします。飲酒については前日からお控えください。
飲み物(水のみ)は、十分にお取りください。
常飲しているお薬は通常通りに服用し、健康情報アンケートへお薬の名前をご記入下さい。
また、サプリメント類や市販薬は、前日と当日の採血前はお控えください。
*飲食や服薬の内容・状況・体質によっては検査結果への影響が無視できない場合があります。
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- 検査日当日、うっかりして朝食を軽く摂ってしまいましたが検査を受けても大丈夫ですか?
- すべての場合ではございませんが、朝食を摂った方のリスクが高く出る可能性がございます。
ご理解をいただいた上で検査を受ける事は可能ですが、できましたら検査の延期をおすすめします。
延期の場合はレナテックまでお電話願います。 TEL 0120-785-602
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- 常用している薬は、どうしたらよいですか?
- 各種服用薬のメタロ・バランス値に及ぼす影響はわかっておりません。当日の服用については、主治医にご相談の上、その指示に従ってください。また、服用して検診に臨む場合はその旨を健康情報アンケートにご記入ください。
ただし、サプリメント類や市販薬は、前日と当日の採血前はお控えください。
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- 熱、咳はないのですが、疲れがたまっているのか体が重だるい状態です。この状態でMB検査を受けても問題ないでしょうか?
- MB検査は皆様が健康な状態にあるという前提で、皆様の血液と「特定の疾患」がある人の血液を比較してその類似度合いでリスクを判定するものです。
「特定の疾患」とは検査項目の疾患(大腸がんやMCI等)を指します。
よって検査の大前提である健康な状態でないと、検査結果が想定通りには出ない可能性がございます。
「健康な状態でない」状況は人によって異なるかと思いますが以下をご参考ください。
1)熱がある、咳が出る、鼻水が止まらない、体が重だるい、
2)睡眠不足である(夜のお仕事、仕事で多忙、不眠症、無呼吸症候群で治療中)
3)精神的に不安定(大きな怒り、大きな悲しみ、大きな不安)
4)骨折して治療中(ギブスで固定中等)
5)何らかの内視鏡手術、外科手術をおこなって半年以内
6)帯状疱疹を発症し治りつつあるが患部を押すと痛い
7)アレルギー性喘息を発症し治りつつあるが若干咳が出る
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- メタロ・バランス検査、申込み後の流れについて教えてください。どのようになるのでしょうか?
- お申込みをいただくと、検査日(採血日)の1 週間前までに「レナテック」の名前でA4サイズの封書が届きます。
中にはメタロ・バランス検査リーフレット・申込書・健康情報アンケート等が入っていますので、ご記入いただき採血当日にクリニック受付に
ご提出ください。
当日は、採血のみとなり、受付~お帰りになるまでに20分程度となります。(会場によって異なります)
検査(採血)後3週間ほどで「DSK電算システム」よりはがきタイプの請求書が郵送されますので、お近くのコンビニエンスストアで検査料を
お支払ください。
検査(採血)後5週間程度で検査結果が「レナテック」より郵送されます。
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- メタロ・バランス検査の検査料はどのようにして支払うのですか?
- 検査の支払いはコンビニエンスストアでの収納後払い方式となりました。
検査後(採血後)3週間程度でコンビニ代理収納会社である株式会社電算システムより「払込みはがき(請求書)」が送付されますので、到着後1週間以内に最寄りのコンビニ窓口にて現金でお支払ください。なお領収書が必要な方は、「払込みはがき」の払込金受領証が正式な領収書となりますので、紛失しないようお気をつけください。
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- WEBから申し込みしたが確認メールが来ないのですが。
こちらをご確認ください。
WEBから申し込み後、自動返信メールが届かない方へ
なお、お申し込み内容の控えですのでメールが届かなくても検査が受けられないということはございませんが、ただ申し込みできているかの確認だけされたい場合は下記までご連絡ください。
※メールが届かない原因は弊社ではお調べできませんのでこちらをご確認いただくか、ご使用中のメールサービス提供会社(プロバイダや携帯キャリア販売店など)にお問合せください。
フリーダイヤル:0120-785-602
フリーダイヤルがご利用できない場合:0463-74-6129
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- 検査会場によっては、研究への参加協力が必須とのことですが、検査前には何かすることがありますか?
- 研究への協力(参加)については、お送りする検査関係書類の中に、研究参加同意書を同封いたしますので、ご署名いただき、検査(採血)当日にクリニックの受付に提出いただく必要がございます。
同意がむずかしい場合は、他の検査会場をご案内いたします。
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- 継続研究への協力(参加)とは何ですか?内容を教えてください。
- これは、メタロ・バランス検査の進化と普及を目的として、検査結果とその後の発症状況との関係を追跡調査するものです。検査の1年後にレナテックより、健康アンケートを送付いたしますので、お答えいただき返信はがきを投函いただくだけであり、それ以外のお時間をいただくことはございません。また継続研究にご協力(参加)いただいた方の微量元素濃度バランスのデータは統計データの一つとして使用させていただきますが、個人情報がわかる状態で研究に使用したり外部に情報連携されるようなことは一切ありません。
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- メタロ・バランス検査では、どのくらい採血されるのですか?
- 約6mlです。
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- 17種類の微量元素とはなんですか?
- 人の生命活動に不可欠な元素のうち体内に保存されている量が比較的少ない元素を微量元素といいます。
※17元素(ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、カリウム、カルシウム、鉄、コバルト、銅、亜鉛、ヒ素、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、モリブデン、銀、セシウム)
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- メタロ・バランスがんリスク検査ではどのようながんのリスクをスクリーニングできるのですか?
- 男性は胃がん、大腸がん、肺がん、前立腺がん、すい臓がん、肝臓がん
女性は胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、すい臓がん、肝臓がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん
につき、リスクスクリーニングが可能です。
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- メタロ・バランスがんリスク検査のリスク判定が「D」であった場合、精密検査により、がんが発見される確率はどのくらいなのでしょうか?
- がん部位や受診者の年齢にもよりますが、リスク判定「D」でがんが見つかる確率は、理論上30人に1人程度と考えています。この場合、がんが見つからなかった29人はどう考えたらよいかということですが、あくまでも私見ですが3つのグループに分かれるものと考えています。1つ目のグループは、生まれつきの体質・食生活や常飲のお薬・サプリメント等の影響によって、健康であるが血液の微量元素濃度ががん罹患者のものとたまたま類似していることによるもの。2つ目のグループは、該当部位にがんとは異なる別の炎症があり、この炎症に伴う微量元素濃度のバランスの崩れに反応して、リスク判定が悪く出ているもの。大腸における大腸炎・大腸憩室症・良性ポリープ、胃における胃潰瘍・胃炎・ピロリ菌による炎症・良性ポリープ、肺における軽い肺炎・肺気腫、乳における石灰化を含む乳腺症・乳腺繊維腺腫・乳腺嚢胞、子宮体における子宮筋腫や卵巣嚢腫の影響等です。3つ目のグループは、精密検査等でも発見することのできない、炎症のごく初期の状況(将来がん化する可能性を含む)に反応して微量元素濃度バランスを崩しているもの。ただし自己免疫機能等により時間とともに自然治癒する場合には、微量元素濃度のバランスも改善されていくものと考えています。
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- メタロ・バランス検査でがんの見逃しはありますか?
- 一般的に見逃しのない検査はありません。メタロ・バランスがんリスク検査はがんであるリスクを評価するものであり、がんの有無を直接調べる検査ではありませんので、見逃しはあります。というのも、メタロ・バランスがんリスク検査はがんの部位ごとの数百人のがん罹患者の血中微量元素濃度バランスをテーブル化し、被検者のものとを比較解析してその類似性等よりリスク度合いを判別しています。そのため被検者の何らかの特異性(生まれながらの体質、生活習慣や投薬の影響等)により、数百人のがん罹患者の微量元素バランスと異なるパターンであった場合等では、正しいリスク判定が行えないことが十分予想されます。そこで、別の種類の検査を受けることで見逃しを減らせることもありますので、メタロ・バランスがんリスク検査でリスク判定Aであっても、ご心配の方については通常のがん検診の受診もお勧めしています。
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- メタロ・バランス検査は一度受ければ来年は受けなくてもよいのですか?
- メタロ・バランス検査は採血を行った時点でのリスクを評価する検査です。生涯に渡ってのリスクを予測するものではありませんので、定期的な検査(年に1度か2度)をお勧めします。
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- メタロ・バランス検査を受ければ、他のがん検診は受けなくても大丈夫ですか?
- 検査にはそれぞれに長所と短所があり、補い合って使用されています。メタロ・バランスがんリスク検査は今までのがん検診とは異なるまったく新しい角度からがんの可能性を見つけ出す検査であり、併用することでがんを見つけ出せる可能性はより高くなります。メタロ・バランスがんリスク検査は、がんの精密検査を必要とする人を抽出するスクリーニング検査ですが、国が推奨しているがん検診やかかりつけ医師がすすめる検診について受診されることをお薦めいたします。
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- がん治療中の場合は検査を受けられますか?また、がん既往歴がある場合はどうでしょうか?
- がん治療中の方は検査対象外となります。またがん既往歴がある方についてはメタロ・バランス値が高値を示す事がある可能性をご理解いただいた上で、受診していただくことは可能です。
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- 女性ですが時々ごく微量ですが不正出血があります。婦人科の病院での細胞診は痛くて恥ずかしくて行きたくないので、まずMB検査を受けてリスクが高い結果であれば覚悟を決めて婦人科に行きたいと思いますが、受けても良いですか?
- MB検査は、自覚症状がない健康な方、がんの治療中・要観察期間ではない方を想定した検査です。少しでも自覚症状がある方は、MB検査ではなく、
それぞれの部位についての専門病院で精密検査を受けられることを強くお薦めいたします。MB検査は結果が出るまで約1か月かかりますが、自覚症状がある場合、適切な診断・治療開始が1~2か月遅れただけでがんのステージが1~2段階進んでしまう可能性もございます。部位によっては人生を左右する分岐点となる場合もありますので、自覚症状のある方はMB検査のような1次検査の位置づけのものを受けるのではなく、精密検査を受け先生から診断いただくことをお薦めします。
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- 私は毎年胃カメラ、大腸カメラでのがん検診を行ってきましたが、検査が辛く感じる年齢となってきました。MB検査は採血だけで苦しくないようなので、カメラ検診の代替として受けようと思いますが、問題はないでしょうか?
- MBがんリスク検査は1回の採血で男性6部位、女性9部位のがんリスクをいっぺんに判別できる特性があります。しかし、胃や大腸を個々に考えてみますと、MBがんリスク検査で胃のリスクが高いと出た場合の精密検査は一般的には「胃カメラ」であり、大腸の場合は「大腸カメラ」となります。よって、「胃カメラ」「大腸カメラ」による検査はMB検査の上位に位置する検査と言えますので、代替として受けることはお薦めいたしません。ただし、「大腸カメラ」については準備段階での身体的負担および検査時のリスクを指摘するご意見もありますので、1年毎にMB検査と大腸カメラを交互に行うことがよろしいかと思われます。
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- メタロ・バランス検査は妊娠していても受けることができますか?
- 妊娠している場合、血液中の微量金属のバランスが全般的に変わるため、妊娠している方は検査の対象外となります。
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- 採血前に運動をしても問題ありませんか?
- 正しい検査結果を得るために、できるだけ検査当日の運動は控えてください。前日についても翌日に疲労感等が相当残る可能性がある運動(個人差はあると思いますがマラソンや登山、1時間以上の激しい運動)は控えてください。